教育が商売でもあることに今更驚く人がいて色々考えた。
教育システムと経済システムはそれぞれ独立で、重なる部分もあるけど、重ならない、前者が後者を包摂しきれない部分にこそ逆説的に価値がある。
つまりそんな事をして何になる、とか役に立たないとか、非専門家には意味や意義が分からないことでも、まあ学問だから、教育だからでなんとなく尊重されることというのはあって。
そこを資本の原理のみで本気で仕分けしてしまうと大半の人にとって中学位で教養は必要なく、エリートだけが科学や学問に触れられることになる。
そのやりかたにもメリットはあるだろうけど、ますます二極化が進むし日本では嫌われるだろう。階級社会が再来するとメイド萌えとか言ってられないだろうな。
いや、家政婦を雇う階層への憧れがあの高視聴率をとか、以下略。