学園黙示録2,3話感想

女にふられた世界の終わりの日に自分とは無関係に世界が別の災厄で終わる。私的なハルマゲドンと公的なハルマゲドンが同時に起きている。
諏訪部順一の主人公にしては特徴のある声は、事態の異常さを際だたせるために普通な無色透明な主役を配するのではなく、多分この主役にはこれから私的な方でも何かある、と思わせる。原作は未読なんだけど。
ゾンビになる前に殺してくれてありがとうという考えはどうもきつい。ゾンビの生と私たちの生をそんなに簡単に比較、評価できるだろうか。
殺してくれという覚悟完了した高校生なんているものだろうか。
ゾンビの外観は一目見るとすべてを諦めてしまうほど世も末なものなんだろうか。
血色の悪いぼーっとした人を誤爆したりしないだろうか。
あのダーツのない乳袋はコスプレでどう再現するんだろうか。
いろいろ気になる。