時事ネタとその他

死は別に死刑囚だけに特別に与えられたものじゃなく、誰でもいつか死ぬので、早や死に刑と呼ぶのがいいと言っていた人は誰だっただろう。

昔戸籍に着いての本で戸籍は廃止すべきだという人が書いたイラスト入りの入門書があってなんだかなあと思ったことがあったけど、こんなニュースが続くと無くてもいいんじゃないだろうかとも思う。私も免許証に書いた本籍が旧町名しか分からなくて、現在の正しい所番地を知らないんでどうしましょうと免許センターの人に聞いたらそのままでいいと言われた。期限ギリギリだったので。最近もあったけどこれで警察が私を別件逮捕しようと思えば出来るわけだ。いや別に何もしてないけど。
チョムスキーの入門書でも批判的な人が書いたのがあった。なぜ書いたんだろう。目的を達成すると自分の敵が増える事にならないか。
自衛隊に入ろうって歌を聞いて自衛隊に入った人がいたようなものだろうか。
民意が死刑賛成だろうが反対だろうが何の関係もなくいつか廃止されるかも知れない。なんだかそんな気もする。休日法改正もそうだったし。
自らが恣意的に刑を決め、それに服し、もう十分償ったと納得するそんな映画があった。私的な道徳に違和感を覚えた。それが人気なのも不思議だった。原作を読んでみたい。
法的には刑期を終えているのに宗教的な理由で残っている囚人たちのいる刑務所惑星にリプリーたちは不時着した。エイリアン3の話だ。シリーズでは異質なものの中のさらに異質なものが繰り返し取り上げられる。人間より人間らしいアンドロイド、非人道的な会社組織と馬鹿な海兵隊刑務所の中の善人。人類とは違う新生物、のインパクトが薄れるほど。
法が違反したものを単に刑に処するのに対し、刑務所は彼らを非行者として道徳的に罰しようとする。模範囚は早く出れる。
品川には入国管理局があり、そこでの非人道的な扱いに反対する団体が駅でビラを撒いていて、最もささやかな要求として職員を先生と呼ばせるのを止めろと訴えていた。何で先生と呼ばせ始めたんだろう。非行者として道徳でも教えてるつもりなのか。
それはそうと久しぶりに映画を見たい。