節電中のスーパーで

止まっているエスカレーターを歩いていると、ある年のレヴォを思い出す。ものすごく混雑していて、入場規制があり、動線が面倒くさいことになっていて、止まっているエスカレーターを歩かされたことがあった。
大勢が一斉に歩くとエスカレーターは揺れ動き、しかし動いてはいない、目から入る情報と体の情報のつじつまが合わず、半笑いで気持ち悪いという人が多くいた。段が浮き上がってくるような錯覚。
最近の報道で、すぐカージェネレーターが起動する、という大佐の台詞を思い出した。