工学的介入

ニコ生でキメこなが出るというので見てみたら髪の色が変わっていた。譲歩なんだろうか。これで終わると丁度いい。双方グレーで痛み分け。
初期の当該掲示板ではアーティストに対して報復的な、懲罰的なメッセージを含んだ駄コラ(アート)が多かったが、すぐに見た目が面白い物に興味が移っていった。見た目から勝手にキャラ付けされ、10年遊べる素材が来たと喜んでいた。
そして関係者の家族や未成年を対象にするのをやめろという総意さんがスレを活気づけた。イノセント騙るなという言葉が流行った。政治的に正しい行為をしなければ世間の共感を得られない、と思っているようだった。
まとめサイトをつくろう、となんども語りかける人がいたがその都度拒否されていた。一期一会に意味がある。
すでにカスラジ、とカスウジ、でイメージ検索するとどんなコラが作られたか見れるようになった。
カオスラウンジでイメ検しても出るようにしようと、必要なキーワードを書いて連貼りするスレもあった。強いて言うならそのスレが最も政治的だったかも知れない。見ているうちに59ページから58ページに上がった。グーグルイメージ検索というアーキテクチャへの工学的介入。クローラーが画像を拾って、クリックしても元スレが無い。実に妖精的だ。宛先不明の郵便のようだ。単に上げたいならもっと手っ取り早い方法もあるのに。
今後しばらくネットやオタク文化について詳しいふうな事をアーティストが発言すればすぐアートスレで素材になるだろう。ただそれだけだ。自身の変な画像が作られるだけ。ひょっとするとすぐに飽きるかも知れない。
この規模の炎上で良かった。何もなかったのと同じだ。