人気がない

スポーツで、勝っているのに客が来なくて困っているという話を聞いた。勝ち負けや強さと人気はあんまり関係ない。
少し前から本来副次的だった感動を商品化し始めた弊害かもしれない。ストーリーの読まれ方が変ったんじゃないだろうか。
選手、球団、経営をキャラクター、ストーリー、システムと対応している物として見ると、アンチというのはシステムを読む。世界の構造そのものを憎む。また別ジャンルだが視聴率や売り上げの話が大好きな層もメタな楽しみ方しかできなくなっている。
ファンは選手から入り、チームが勝つ快感というストーリーにハマり、年をとるにつれ監督目線になる。従来は。
そこで勝つ快感じゃなく自由自在にキャラ萌えやチーム萌えにシフトすると、買っても負けてもどうでもいい。強くなる必要がない。応援しなくてはいけないという義務感がない。
いや、ファンが単に高齢化して順番に減ってるだけかも知れない。
新しくこのスポーツを見始めようと思わせる要素がなさすぎる。傍から見ていて。