七年前の漫画

七年前のスピリッツが引っ越しで出てきたので今のと読み比べていた。
たまたまどちらにも国会議事堂が出ていて、その描かれかたが違っていたので、主人公類型が社会の中心から周縁に移行したのではないか?と思って全作品を読んだ。
そうでもなかった。マンガみたいなエリートは減っているようだし、戯画化されたクズが増えたようでもあるけど、前からそうだったかもしれない。
そもそもどんな読者層を想定しているのか。スポーツなら選手と監督を描くところから広い年代を狙ってはいるんだろう。
そういえばヤンサン合併もあった。
そんなに世相を反映しないものなのかもしれない。
二冊読んだだけでは分からない。