最近の流れの説明

たくさんの人がリツイートから来てくれたみたいだけどTL上で反論する村上隆ファンは一人しかいなかった。少し最近の流れを説明する。
元々今年に入ってからのアンチカオスラウンジと村上隆の対立は向こうが喧嘩を売ってきたことから始まっている。終わらせたかったら訴えればいいのに、と。
それに17歳が絵描きの魂の問題だと言って批判していた。それに反論できずに引っ込んで、DISとか自作自演とかレイシズムとか言い出している。という流れ。
遠因は踏み絵アートと言われていたものは踏み絵じゃないという一年たって言い出したカオスの訳の分からない主張じゃないかと思う。このアートを当時高く評価したのが村上だった。
彼はキメこな騒動後にあれはオタク絵の描けない連中の百姓一揆だった、と評価を変える。ネットコミュニティに仁義を通せと筋の通ったことを言っていた。あのときは。
彼がリツイートしなかった、その後でした画像はヒロポンちゃんの出自について書いてある。つまり初期にはカオスラウンジと同じようなことをしていたんじゃないか、ということだ。同人誌の巨乳少女のイラストを勝手に立体化して商品にして、もちろん許可をとっていない。
その後許可を取るようになるし、オタク界隈の作家と一緒に作品を作るようになる。なので私はカオスも出世するにしたがってそうなるものだと思っていた。去年の今頃は。
だが一年たって改めて許可は取らないし匿名は無視していくと宣言し、他者の著作物を棄損することは目的ではないけどやるといい、東浩紀と仕事してる写真家の名前だけは出す。許可を取りました、と。
そして今に至ってもまとめを読んでさえ誤解する人が出てきている。キメこなをカオスの象徴にした絵を描く人がいたり。
個人的には村上隆はどうでもいい。カオスについての意見は同じなので対立する意味がない。
思い出したので書いておく。いわゆる踏み絵アートを買ったのは村上隆だった。騒動当時は自分の買ったものの価値が下がるのにきちんと批判して偉いなあと思っていたが、今の状態を見ると価値がなくならないように批判してたのか、なんて感じる。
で、今になって踏み絵アートと呼ばれるのはいやだとかカオスがいいだしたので、持っている作品の価値が下がることを嫌がってよくわからないことをやり始めたのかもしれない。つまり梅ラボにキメこなを買い戻せと言っていた東浩紀と同じようなことなのかもしれない。
わくわくさんがカオスラウンジを批判していて、内部説明会に行った後で急にもう批判をやめると言い出した時に、村上隆東浩紀以上の黒幕がいるんじゃないかという陰謀論がささやかれたことがあった。
もちろん徹夜明けの冗談で、そんなことはたぶんない。
村上隆は自分の判断、審美眼、でカオスラウンジのいわゆる踏み絵アートを評価したんだと思う。誰かに言われて、頼まれて評価したはずがない。