ドラどれい

昔アニメの脚本家が原作者の遺族の脚本チェックが一番きついといってたことがあった。と言っても匿名掲示板だから信憑性はまったくない。
仮に本当だとしてなんとなく分かる気がする。原作者のチェックなら創作者同士信頼感もあれば改変も新解釈もそのうちそれ以上のものを描くという自信で許可するかもしれない。
遺族はおそらく減点評価する。理想の作品はすでにあり、余計なものを足すのは好まない。
ドラえもんの権利は遺族から広告代理店に完全に移行したんじゃないだろうか。初音ミク電通に売られた時を思い出す。映画ではひどい新設定が出てきたらしい。
ドラえもんマニアの後輩がいて、それは片倉設定ですよとかさらっと言って周りを困惑させていた。
多分マニアの中ではなかったことになるんじゃないだろうか。物語に論理的整合性を求めすぎるとどこかにしわ寄せが来る。電気ショックで脅されて無理やり働かされるドラえもんなんてだれも望んでいない。そんな未来は嫌だ。