チャレンジ

ALSの同級生がいて教室を階段を登り降りして移動するとき、人に手伝ってもらっていた。それはべつに誰がやると決めたわけでもないんだけどやる人が決まっていた。ある日そのメンバーが足りなかったらしく階段の前で人を待っていたので、おお、連れてってやんよとお姫様抱っこして階段を登った。
20歳を越えてから、亡くなった彼の家に同級生といったことがあった。仏壇に手を合わせ、何の話をしてたのかは忘れたけど彼の母親が泣き始めた。
私は抱き上げた彼がものすごく軽かったことや、結局まともに話したこともなかったことなどを思い出したが何も話せなかった。
特に落ちはない。