峻拒

たまたま小学生が始業式に参加したがらない様子を見た。親と保健の先生が必死に校内に呼び寄せていた。彼女たちの譲歩案を聞いてそれを拒む彼を見て、見ていて辛かった。
そしてまたたまたまフリースクールのようなものを見た。とても学校とは思えない外観をしていたが学校だった。進学先の偏差値が高くて驚いた。
適応しろという抑圧は強い。抗いがたい。吐きたいくらいだ。
小学校の桜の花びらが靴についた。彼には強く生きて欲しいけど、適応しない先にもたぶん特に何もない。いや、何かあるんだろうか。よく分からない。