つづき

主人公がダンジョンを攻略することの正当性を担保するものはその所有者が悪である、そうされて当然ななにか悪いことをしている事が前提となる。狂王とか狂った魔術師とか。
ただそこに人や怪物が住んでいるのならやっぱり入って行くことは侵略だし物をとったら窃盗になる、ように思われる。
階層を進むたびに罠や地形が難しくなりモンスターが強くなるとやはり設計や配置の意図が気になる。
兵站は、食料や排泄は、日常はどうなっているのかを描くのは面白い。あの作品の細部に突っ込むのは野暮だと思う。あれ自体がツッコミなのだから。