死と本

人が死んでその人の書いた本を思い出すんだけど、何年も前に読んだままなので細部はまったく覚えていなくて、この人はあんな感じだった、というぼんやりとした印象だけがある。
彼がテレビ番組に出ているのを見たことがある。前に大学で授業をとったことのある先生が聞き手でインタビューをしていて、面白い感じがした。彼らも本の中の人のようで。
今後また本を読むかもしれない。そんな生活になったら。