小夜

コミケに過激派が出てどうのこうのって話でそういえばコミケも政治だってことを忘れていた。同人誌を買うことも売ることも階級闘争だった。それは革命が不可能になった後での文化論的転回ではあるが今も続いている。
私たちが同人誌を買うとき、それは出版産業のガリバー型寡占に抗する運動であり、著作権の隙間を拡げ表現の自由を支持する運動だった。
私の大学は左翼の残滓みたいなものがあって話も聞いた。そして
まあいいや。資金源になるほど売れるんかな。