昔の普通

ゴリラーマンを読んで80年代安保は何故無かったのかという話を思い出した。仮に彼らが50年代、60年代の高校生なら普通に学生運動に参加するか、ノンポリか、という二択だっただろう。あの暴力と抑圧はキツい。特に後半のステッカー買えという話は辛かった。

と、考えるとそれぞれの学校に番長がいて、互いに戦う、といったヤンキー漫画的な牧歌的な校内暴力の時代は80、90年代に限られるのかもしれない。

というか学生運動がなくなった代わりにそのような学校ごとの対立が生まれたのかもしれない。

今では左翼と新左翼もなんで揉めてたのかわかりにくい。ブントが全学連を支配した時期も地方によって大学によってかわる。

そして学生運動新左翼も民青もカルトで、だとすると普通の政治活動ってなんだろう、と思う。