発想の素晴らしさ

アニメで車を売るという発想で分かったことがいくつかある。
GAINAX好きなぬるオタです。というある人のツイッターの自己紹介を見て気づいたんだけど、今はもう普通の人がガイナやジャンプを好きなんじゃないだろうか。
パフィーのどっちかが普通にエヴァとか好きですよと自身の番組で言っていて、そんな語義矛盾あるわけ無いだろ、と、普通じゃないからエヴァを好きになるんだろうに、なんて思ったけど、もうすっかり普通の人のものなんだろう。
前から何でガイナやジブリはアコギな商売するんだろう、と思っていた。普通にすればいいのに、と。90分で1万5千円とか取る。何年かたって何人か死んだらジブリのパチンコも出るだろう。王蟲が出てきてリーチ。
少ない友人の中に一人、ガイナの商売のやり方が心底嫌いな人がいる。作品は見るんだけど、とにかく一銭も金を払いたくないと。
戦力表の五角形のようなものを想定すると、制作が5で製作が1のようなアンバランスさ。顧客満足度マイナス、か。
観光客相手の土産物屋と同じで、何をやっても、やらなくても売れるんで、変な装丁や微妙なおまけや高い値段はどうでもいいんだろう。
一旦衛星高度に達すると高度を維持するのに燃料をあまり使わない、そんな殿様著作権商売なんだろう。
お菓子みたいな装丁でサブカル好きを狙っているのかと思いきや、ガワなんざどうでもいい普通の人をターゲットにものを売っていたのだ。気付かなかった。
夏に花火を見に行く人が花火の出来を気にしないように、ジブリの映画を見て意味について、構成について語ったりしない。
アニメファンははなから相手にされていない。何をやってもどうせ買うのだ。
アニメで車を売ろうという発想が素晴らしい。売れるかも知れない。
普通に考えたらカーナビのHDDに暗号化したアニメを入れ、1万キロや10万キロの走行距離ごとに実績を解除して見れるようにする、程度のことしか思いつかない。普通の人は発想が違う。