バスに関する思い込み

乗っていたバスが追突事故を起こした。信号待ちのトラックに徐行程度のスピードでぶつかった。寝ていたので衝撃で起きた。幸いけが人はいなかったし、見た感じバスの前面が凹んだくらいだった。
降りて次のバスに乗ってくださいと言われた。なんだか不思議な感じがした。このバスは事故を起こさないものという思い込みがあったせいだろう。
峠道でもなく四車線道路、昼間の晴天、普通の交通量、普通の信号待ち。プロの運転手が止まっているトラックにゆっくりぶつけると誰が思うだろう。
まあ事故は起こらないと半世紀言ってたものが事故を起こしている昨今、バスだって事故を起こすわいな、と目的地まで歩いた。
帰りのバスには運転指導員という腕章をつけた制服の人がいて、新人らしき運転手を見守っていた。そんな光景も初めて見た。多分この二つの事象には関係はない。
事故と新人教育を順番で見てしまったせいで因果関係を読み取ってしまった。