意見の相違

放射性廃棄物を保管してあるところに立てている看板には、仮に文明が崩壊した後でもそれを見た人類に危険だと分かるような記号が書いてあった。髑髏と人のデザイン。
絵は否定形を描けない。何人か死んでから初めて危険性と記号の意味を知るのではないだろうか。
メッセージの有無やその内容が芸術の評価に際して重視されたりするが、テクストに正しく意味を与えることは難しい。誤読することも可能だし、一種類のメッセージだけを持つものは無い。
しかしいろいろな意見の人はいるものだ。