クリティカルなもの

ユーチューブのロゴが使われていたアイフォンケースが販売中止になったので、当該芸術家集団に対する攻撃はロゴやトレードマークの権利者への通報という形をとった。血の流れているところにサメが群がるように一番弱いところを攻撃する。
それでも彼らはまだクリティカルだと思っていないらしい。
ごちゃごちゃしたものの中に所々判別可能なパーツが残っているところが彼の最近の作品の魅力だったのに、今後は作るものに元ネタが分かるものが交じるたびに他の芸術家とは比べものにならない執拗さ、執念深さで通報されるだろう。作風自体の危機だ。
訴えられる危険があっただけでアイフォンケースは取り下げるのになぜ、と思わずにはいられない。