もいもいす

秋葉に行った。昔は秋葉に行くとせっかく来たんだからと何か買い物して帰ったんだけど、特に欲しい物がなかった。ラノベは読むのが面倒くさいからフィギュアがいいとか適当なことを考えていた。買うことさえ面倒くさくなっていた。私が所有してもしなくても同じだ。私が一票を投じなくても人気投票は進み、売れるものは売れ、売れないものは売れない。買ってあげなくては誰が買うんだなんてものはもう見つからなく、あったらあったで他の誰かが買うだろう。
この町の消費行動の多くが実在しないキャラへの愛に還元される。昔はその浮世離れしたところが好きだった。
今はちょっと変った。