高三

サントリーが若者受けを狙ってストーンズを起用してどうこうってのは悪い冗談か詐欺なんじゃないだろうか。広告屋じゃなく若者百人に、10人に聞いてみればいいのに。
むかーしむかし若者たちの神々っていう本があって、そのころからマスコミって40がらみの文化人に最近の若いもんの考えていることを聞きに行くというスタイルがあったらしいけど、今でも全く変わっていない。
物を売るっていう真剣勝負のところでなんでそんなウソにコロッと騙されるんだろう。億単位の金どぶに捨てて平気なんだから企業メセナというかバブルというか、なんかおいといのない方なのかもしれない。酒なんて若者になんて売れなくていいのかもしれない。本業は別にあるのかもしれない。
サントリーの人の頭の中では女子高生はリルケの詩集を読んで、男子高校生はストーンズの曲をエアチェックしたカセットテープをたばこの銘柄のロゴの描かれたカセットケースに入れて、曲名をレタリングシートで貼っているのかもしれない。と思ったらアイフォン何とかもやってるんだからますます意味が分からない。
他人の無駄遣いは見ていて微妙な気持になる。なんかやりたかったファンが権限を持ったんだろう。愛人の名前を馬につけたりするのと同じなのかも知れない。