つれづれ

GBFでレイジがアリアンから来た王子だといってだれも信じていないシーンでヤダモンを思い出した。異世界から来たものがそれを秘密にするパターンは定番だけど、たまに本当のことを言って信じてもらえないというやり方もある。
それは虚言癖と、往復できるという信念だけがある人と区別がつかない。向こうには思いでしかもっていけないからといってた漫画の主人公を思い出す。
ティプトリーの短編に宇宙人の誘いに乗って向こうに行ってしまうオチの話がある。似たような願望を扱っているものもいくつかある。あれらをSFだと思って読んでたから極端なオチだなとしか思わなかったけど、あれがラプチャーだのUFO信仰を生きる人の話として読むとかなり重い話だ。