残滓

ファンシーなものを見ていた。わりと意識していなかったけどなにもないところには何もないんで、もともとああいうのが好きだったことに気づいた。
あのころの色んな物への偏愛が、全部とは行かないけどこれに根ざしている。自分の中でその好みが急に終ったのが何故かよく分からない。第二次性徴のせいだろうか。
いま見ても非常に絵がうまい。わざとやってる下手な絵が嫌いなのってこの辺りの体験が元になっているかもしれない。