アートのえらさ

何故日本に芸術がないかうんぬんという話で考えたんだけど、別に普通に芸術はあって、もっと権威がほしいと一部の現代アートの人が言ってるだけなんじゃないかと思った。
そしてアートに限ったことじゃないけど全般に何かがえらいってのがなくなっている。昔の本を読んでると芸術家がパリに留学に行くというと上野駅に人が集まって万歳三唱して送り出している。帰ったら、じゃなく行くときに。昭和の人もけっこう暇な人が多い。
今は別にそのジャンルのファンが好きにすればいいってだけの感じで芸術が何よりえらいってのもない。
アートが良いもの、価値のあるものという認識が世間にない。
アウラってのは受け取る側が感じるもので別に物体からなんかがでてるわけじゃない。私はもう彼らの言うアートに微塵もアウラを感じることができない。
芸能人がやった個展の観客が多いと馬鹿にする。アーティストだけは非アートからパクっていい。あんな嫉妬と差別意識だけ立派な共同体に属したいと思わない。ぶっさコミュ抜けるわ。入ってもないけど。