うるさい子供

子供の声を嫌がる大人も昔は子供だったのに、と言う話が話題だった。私も昔子供の頃そう思った。多分立場が違うと考え方が変わるんだろう。車に乗ると歩行者や自転車の立場を忘れ、自転車のときは車にムカつく。
自分自身が昔子供だったことと今子供の声にムカつくことを無関係だと思っているのだろう。
迷惑の掛け合いというか交換や応報で考えるのは筋が悪い。一部の人は自分だけ得したいものなんだと思う。自分だけが損することは許せない。そこに総体としての迷惑の連鎖を持ち出しても良くない。それを肯定すると多分不合理ないじめや悪い伝統や無駄な仕事も、自分が苦労したからその立場を脱した今、下の人間が楽するのが許せない、という連鎖を認めることになる。