竜のグリオールに絵を描いた男を読んだ男

竜のグリオールに絵を描いた男を読んだ。いい話でとても好きだ。シン・ゴジラを思い出した。あれは最後にゴジラが停止しておわるけど、この話は大きな竜の死体をどうするかというところから始まる話だ。死体と言っても生体反応はあり、ただ誰も処理できないまま何百年も過ぎている。不完全な死と引き伸ばされている臨終。
ひさしぶりに読んでその設定と寓意にいろいろ考えさせられた。