機械

横光利一の機械が昔から好きで、久しぶりに読んで、どういう位置づけなのかググって調べたりした。大学の時くらいにやるべきだ。

主人がお金をもたせると必ずお金を落としてしまうというのが昔から不思議で、連ちゃんパパの登場人物たちがお金を持つと必ずパチンコに使い込むのでこの主人を思い出した。

初めて読んだときそんなに新しいと思わなくて、どこが新しいと評価されたのかを今頃知った。当時は中学生で筒井康隆を大量に読んでいたので小説ってそういうものだというのがちょっと極端な基準だった。