流行り廃り

ケモ夫人が人気でなにかを思い出した。不穏な感じが似ているかもしれない。

何かが人気になることを他に先んじて予感する、確信するといったことがあまりない。昔はあったような気がするがおそらく勘違いだろう。私が面白いと思うものはそんなに流行らなかったり意外に流行ったりでそこに差異はない。

そもそも人より早く流行るものに気づくことに優位性というか価値を感じなくなってきていて流行りそのものもどうでも良くなっていて、好きなまま流行って廃れていくものも愛おしい。流行ったり廃れたりで嫌いになったりはしないし疎まれているから逆に好きになることもない、と思う。そうでもないかもしれないけど。

そしてなぜ流行っているのかわからないものが多くなっている。加齢のせいだろう。