占い嫌い

上岡龍太郎が亡くなった。関西にいた頃はよくテレビで見ていた。占いが嫌いな人で私もそうなのでそういった企画も何度か見た。

一番面白かったのは画数占いで、運が悪い人、交通事故にあった人だったか入院した人と普通の人の総画数の比較のグラフを持ってきた占い師がいて、明らかに優位な差があった。運が悪い画数の名前の人は運が悪いのだ。これはすごいとひとしきり盛り上がって、ふと思いついたように、そういえば草冠は何角で計算しましたか、しんにょうは2種類ありますよね、みたいなことを聞いた。確かに同じ漢字でも違う画数のものがある。

すると占い師は運が悪い人は運が悪くなるように調整しました。と答えた。

それはあかん。話にならない。そんなことしちゃあかん。といってその人の話は終わった。

何も信じていないような人だったので冥福を祈るのがいいのか悪いのかは分からないが冥福を祈る。