キャラと写像

けいおん!!で平沢姉妹の両親が常に旅行中なのはトムとジェリーで人間が下半身しか描かれないのと同じ理由だ。キャラの等身が高いから人間を描いていると思われがちだが、あれはキャラクターを描こうとしている。
現実の写像ではない。
伊藤かな恵はトナカイは架空の生き物だと思っていた。トナカイなんていないよね、というコントをやって、意味がわからなくなっていた。彼女の誤解を解くために30分番組は15分ぐらい延長した。
関西のテレビ番組で千原兄弟ドラえもんとドラミのコントをやったとき、ゲストで来ていたお天気の福井さんは何故客が笑うのかわからなかった。
ドラえもんを知らなかったのでそういう名前の男女の別れ話として受け取ったのだ。
記号に対応する適切な場所がないときには意味が通じなくなる。
また記号にすでに別の意味がある時には、受け入れるのに時間がかかったりする。
もやしもんバンブーブレードを同時にやっていた頃、農学部卒で剣道部だったとしあきは終わりかけにようやく楽しめるようになったと言っていた。
それはそれ、これはこれ。
なんとなく写像って言葉を使いたくて書き始めたけど長くなりそうなので一旦終わる。