オーバーテクノロジーとエイリアン

ギブソンが昔タイムに日本についてのエッセイを書いていた。エイリアンテクノロジーを取り入れる日本について。鉄砲伝来と黒船と原爆投下を圧倒的な技術格差として取り上げ、急速にキャッチアップしたことを評価していた。彼らにとって私たちはエイリアンなんだけど、科学技術の高低で測るあたりは彼らしい。
まおゆうもオーバーナレッジとオーバーテクノロジーの密輸入と融合の話で、ポリティカルコレクトの人が難癖付けていたんだけど正直ためにする批判にしか見えない。知識がありすぎるのはいいけど楽しんでる人を啓蒙したがるのはどうかと思う。
テンペストのプロスペローも魔法の研究に熱中し国を追われ、無人島の妖精や怪物を魔法の知識で使役する。
知識だけでは国を追われてしまう。野生の力が必要になる。彼らはエアリアルのように美しく、キャリバンのように恐ろしい。
エイリアンであると切り捨てることが軋轢を生んでいる。科学技術や、魔法によって通訳可能ならば、彼らもやはり私たちと同じなのだ。
まおゆうまだ五スレ目までしか読んでないけど、魔族の生態が気になる。