駅の改修

最寄りの駅が改修工事中で、ここに住み始めた時と比べて風景が変わっていく。隣の駅のように新しくなるらしい。エレベーターが付いて、通り抜けられる通路ができる。
と言っても今でも駅の中を切符を買わずに通り抜けることは出来る。踏切が何時までも上がらないときには、駅員に言うと通してくれる。
隣にはこれもまた作りかけの跨線橋がある。大回りにはなるが歩行者も使える。なぜ歩行者用の階段がないのか不思議だったが、駅がその機能を果たすからだろう。
今都内で作られている道路は昔、戦後すぐくらいに計画されたものもある。池袋警察の脇で急に終わる大通りも、未だに延伸計画が続いているらしい。あの急な終わり方がいいのに。
山手線の内側にある墓地を全部まとめよう、なんていう終戦直後の計画をようやく諦めたのが今世紀に入ってからだ。どんな無宗教国家のつもりだったんだろう。
駅が完成すると人の流れも変わるんだろう。それまでここに住んでるかは分からないけど。