昔引っ越す前に住んでた家から池袋まで歩いていたとき、たまたま同じ方向に向かう少年野球の監督らしき人の後ろを歩くことになった事があった。道中に中学校があるのでそこがおそらく彼の目的地だ。実際そうだった。同じくらいの速度なので抜くことも離れることもなく。そこにしらないおっさんがでてきて、同じ方向に歩くんだけど、彼に少年野球の監督かどうか聞いたあと、自分の信じる野球理論をアドバイスし始めた。少年野球の段階から全員左打ちに矯正すべきだ、という戦術。
こんな気持ち悪い人間この世にいるのか、とか、リアルクソリプ、とかいろいろ考えていたら気持ちよくアドバイスしたおっさんは逆方向に帰っていった。行き先が同じわけでさえなかったのだ。
なんというかスポーツって大変だなあと思った。