雨と晴れの境目

雨と晴れの境目を体験したことがある。小学校で昼休み何故か走ることになっていて、走っていたら校庭の片方の端では降っていて、逆では晴れていた。そういえば何故走ることになっていたんだろう。何周したかによってどこまで行ったかに換算する地図があって、そこに印を付けていたりした。
今考えると何が楽しいんだろう。
見たものしか信じないという声優が、他の二人の声優の雨と晴れの境界線の体験談を聞きながらもそんなことはありえないと主張していたことがあった。
雨と晴れがあればかならず境目があるし、時間的な変化ではなく空間的な境目を体験することも可能だろうに、なんて頑なな人だろう。
インチキ商法で血液がドロドロですよ、とかダニがこんなに、とか見せられて信じてしまわないか心配だ。