システムの冗長性

文脈から魚を釣ることが明らかなときには魚釣りと書かずに釣りと書くようにしなさいと昔教師から言われた。馬鹿が書いてるんじゃないんだから。焼肉焼いてもうんぬんという歌詞も馬鹿が書く文章だ、と言っていた。
そういった無駄がないのが良い文章というのはもう流行らないのかも知れない。ある言葉を聞き逃し、読み飛ばしても意味が分かるように文章に冗長性を持たせるために同じことを繰り返したり、また別の話だけどほのめかさずに身も蓋もなくはっきりと言葉にしてしまう。
馬鹿向けだなあとあきれたアニソンの歌詞があった。とくにその作品を嫌いなわけでもないし好きでもない。あれを子供の頃毎週聴いて育った人はそれがおかしいと言う感覚を持たない、持てないだろう。
ちょっとそんなことを思い出した。