カオスイグザイルを見に行っていない

カオスイグザイルを見に行っていない。見ても新しい知見はたぶん何も無い。また例によって養護学級の文化祭のような既製品に絵の具をかけたものと下手な絵とコラなんだろう。信者には芸術に見えるだろうが、私には間違って絵の具を食べてしまった生徒がお気に入りのフィギュアやアニメポスターの上に吐いて、ついでなので客をからかうために展示したようにしか見えない。6年生にもなるのにウケると思って毎年やって何年目にもなるそんな芸風。
盆で確信した。私にはもうこの人達が何をやっても芸術には見えない。アウラが私にはない。
そんな新作は、初日からずいぶん内容が変わったらしい。まず表の照明にかけてあった、GAMEと書かれた絵の具の垂れた跡も新しい4枚の紙か布の看板は、たった一日で取り外された。あれ照明に当たったら燃えそうだね、通報する?などとスレで雑談していただけで効果覿面だ。
そしてufoキャッチャーで500円相当のものを客に取らせるのには風営法の許可がいるんじゃないか、と言い出した人がいた。設置台数と会場面積からどうもまずいんじゃないか、と。通報する流れになって、3台の電源が消され、コインの投入口がガムテで止められたらしい。
キャバクラごっこもまた風営法に触れているかも知れない。
もちろんF/Tに問い合わせるがなんとも要領を得ない回答で、許可があるともないとも、必要とも不要とも言わないどころか、担当者がいないとか、担当者の名前も教えられないと人を馬鹿にした回答。
数カ月ぶりにカオスラウンジメンバーがツイッターでつぶやきだした。
許可は取っていると言い出す人がスレに来て、許可証を見せろと言われて悪魔の証明と言い出す。言葉が間違っている。
思うにカオスのファンはカオスをダメにする客のようだ。ルールを自分で後出しで作るゲームで自分が勝つ、そんな現代アートは時に腐敗し堕落する。必死によかった探しをするファンに囲まれて彼らは失敗することさえ出来ない。失敗作と成功作の区別が誰にも出来ない。吐瀉物と作品を二重盲検法で判別できない。助成金目当てのアートフェアを批判していたはずなのに宣言を変えない。
現実の秋葉の中で稚拙で浅薄な理解のアキバを再現前させる安易で無意味な手法、演劇に挑戦と言いながら演劇部分を他のアーティストに下請けに出すやっつけキュレーション、過酷な自画像といいながら商業出版物を踏ませ自分達の絵は壁に貼るいつものインフェリオリティコンプレックス。
オタクの排泄物にたかるハエが蝿の王を自称している。