TPP

TPPで著作権法が改定された場合二次創作同人がどうなるか考えているが、よくわからない。ただ、上に政策あれば下に対策ありだし、やりようはあると思う。
絵柄を変えるのは有効だと思う。
絵柄が似てると言って訴えた遊人の裁判があるが、どんなものだったのか知りたい。デッドコピーじゃなくても、絵が似ているだけで訴えることが出来るのか、そして勝てるのか。数百万を要求し、その数分の一を払わせたらしいが、最後まで相手の漫画家が頑張ったらどうだったんだろうか。
キャラの名前を変え、特徴を変えるのも当然有効だろう。キャラ同士の呼び方が違う、例えばさん付けじゃないとか、これまでは批判されていたが、訴訟対策でそうなっていると解釈されるようになる。なんだか鬼娘と言ってフィギュアを売ってた昔のようだ。
で、非親告罪になると当然登録制だから、膨大な事務手続きや無駄な仕事が増えそうだ。ただ二次創作を無許可でネットに流すこともやりにくくなるかもしれないからそれはいいのかもしれない。
キャラはどこまでキャラか。物語は、世界観は、どこまで変えることが出来るのか。どこまで変えて、同じものと認識できるのか。何が商品として価値が有るのか。二次創作の価値とは何か。私達はどのように読むのか。
もし改正された場合、同人文化全体が非常に根源的な変更を迫られる。壮大な実験が、境界線を探る試みが、威力偵察が行われるだろう。そうなった場合、ちょっと楽しみだ。