漫画とアートのクズな共通点

無断転載批判と無断転載批判批判がもめていて、いつものことなんだけど、見ていてもつかれた。批判批判の場当たり的なやり方は何の利益にもならない。
批判批判全般が、ある対象を批判するとその批判自体が良くないと、対象を擁護するわけではないがと言いながら出てくる。じゃあ代案があるかというと別にない。
漫画の時もそうで、実際の事実が明らかになることはもうないだろうし、知る由もないし、あの漫画が特にどうこう思いはしないけど、ファンらしき連中はちょっと嫌になった。キャラをパクることなんて程度問題だ、国民的人気作品だから許される、たかが漫画だから許される、でかい出版社だから許される、前にも別のキャラで同じようなパクリ方してた、誰も気にしない、うんぬん。
そこには人気作品のファンであるという矜持もない。作品にどうこうあって欲しいという理想もない。ただ大きいもの強いものの現状を無批判に肯定する事大主義とクズな人間性。責任を問われると部外者だの文化としては小物だのと逃げまわる。
まるでアートとそのファンのようだ。