アンダーマイニング効果

ピクシブ現代アートタグ問題スレでアンダーマイニング効果が話題になった。自発的に行なっている行動に報酬を与えることでやる気を無くさせる、というものだ。
所謂現代アート作品が今まで一貫して無視され排除されていたランキングに載るようになった。
つまりピクシブは彼らを褒めることによって抗議デモ(?)に飽きて欲しいと思っているのかも知れない。違うのかも知れない。
数ヶ月前のアートスレの時にも同様のことがあった。あのときはあの寿司を食ってる人が誰かも知らなかった。
タイミングも対策も間違っている。ランキングや点数の価値が分かっていない人達がやっていることだからだ。
簡単に10点を入れすぎる、とか1点入れるのは荒らしとか非難されて、初めて真剣に取り組んでいる人に迷惑をかけていたことに気づいた。ただその時点では、嫌ならタグを見なければいいし、どうせランクにも工作されて乗らないんだからいいだろうと思っていた。10点はその絵を見た、気に入ったという栞のような感覚だった。
ランキングに入れるのは双方にとってよくないようにも思う。美術の教室で大喜利を始めた子たちが仲間内で褒めあってなぜか美術の成績で真面目に絵を描いていた子より上に行くようなものだ。従来のコミュニティーの住民の反発は免れない。
そして同時にスレでは、現代アートに愚痴を言っているシブミンに点をプレゼントするという嫌がらせもやっていた。
現代アートタグの連中うざいわ、点数がそんなに欲しいのか、という風にツイッターで言っていると、じゃあ引越しそばがわりにあげよう、と数千点ぐらい付けてしまう。そのせいで傷つけてしまった人がいる。すみません。
おそらくこのお引越しのご挨拶はもうやらないと思う。ランクに載るんじゃ意味が違う。本当に嫌がらせになる。デモ隊は無秩序ではなく秩序を求めている。削除される基準の明確化、その他。ランキングの不正はどうでもいいとまではいわないが、真面目にやってる人をからかうようなことはよくない。そしてデモ隊じゃないけど現代アートをやってる人はただ単に遊びたいだけだ。
(7/30追記)ちなみに絶対に許さないよと言うのは定型文で、抗議じゃない。よく貼られる絵に知らないおっさんが描かれ許さないと言っていたら抗議と思われると言われ目から鱗が落ちた。

そういえばカオスラウンジがピクシブを辞めたのも今日だった。彼らが被害者には謝らないことに今回はじめて騒動を知った多くの人が驚いていたが、初期から見てきたのでそうでもなかった。
改めてその自己愛の強さや社会性の無さに感心した。もし才能があったら芸術家などに向いているタイプだ。
サメが止まると死ぬようにきっと謝ると死ぬんだろう。